糖尿病・脂質異常症・高血圧症・メタボリックシンドローム、心筋梗塞をはじめとする心血管疾患や心不全、肺気腫、脳血管障害・認知機能障害など、日々の生活習慣や行動が症状の進行に関連する疾患は、食事・運動・睡眠・ストレスから腸内細菌の関与まで新しい概念でのマネジメントが必要です。
当院では各分野の専門医を軸とする外来を展開し、専門性の高い医師のもと高次医療機関と連携しながら初期の診断から慢性期の治療までワンストップで対応ができることが特徴です。また高度な治療が必要な場合は、下記の先生方の所属施設と連携し高度医療機関へ紹介させていただきます。
専門外来を担当する医師の紹介
循環器内科
●芦田和博医師 水曜日隔週午後
日本循環器学会認定専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会 専門医 指導医
<循環器医(一般内科兼務)●印は日本循環器学会認定専門医>
●荏原誠太郎医師(昭和大学横浜市北部病院)月曜日午前
〇森田俊介医師(横浜市大病院)火曜日午前
●渡辺則和医師(関東労災病院) 木曜日午後
〇知識俊樹医師(済生会横浜市東部病院)土曜日午前
糖尿病・代謝内科
●荏原 太医師 火曜日午前 水曜日午前か午後 金曜日午前 土曜日午前午後
日本糖尿病学会専門医
<糖尿病・代謝・内分泌医(一般内科兼務)>
〇永井洋介医師(東京慈恵会医科大学病院)
〇碓井文雄医師(東京慈恵会医科大学病院)
呼吸器内科
●鹿間裕介医師(昭和大学藤が丘病院) 土曜日午前
日本呼吸器学会専門医・指導医
<呼吸器内科医(一般内科兼務)
〇平岩三奈医師(昭和大学藤が丘病院)
神経内科
●中坂義邦医師 毎週水曜日午後・土曜日午後1 3 5週
日本神経学会認定 神経内科専門医
交通事故、労災事故等による骨折と外傷性頚部症候群の患者さんが多いです。
高齢者の転倒事故による大腿頚部骨折の手術も多く、手の外科、関節の外科、脊椎の外科と、それぞれの専門分野の手術も行っています。
リハビリテーション科との連携により、術後早期からの理学療法が可能です。
高齢化とライフスタイルの欧米化とともに脳血管の閉塞性疾患(脳塞栓、脳血栓)にかかる患者さんが増加しています。
また、高血圧性の脳出血や、外傷による脳挫傷、頭蓋内血腫による手術にも対応しています。認知症の診断ならびに治療も行っています。
外傷が圧倒的に多く、大小の創傷処置から胸部の各種疾患、消化器系の出血・穿孔などの緊急手術が頻繁に行われています。
消化器系の検査は超音波や、胃・大腸内視鏡を常時行っており、また、肝、胆、膵疾患ではCT検査・ERCP等も行っています。
女性の方で女性医師の診察が希望の方は、木曜日の午前・午後の外来をご予約下さい。
増田 和彦
消化器外科 医長
麻酔科標榜医
防衛医科大学校卒業
平成2年8月より勤務
内視鏡検査で隠れた病気の発見を
私の担当である消化器外科では、胃や腸の診断・治療が主となっています。病名を上げると胃腸炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍といったところです。最近ではピロリ菌の除菌治療も多く行っています。患者さんは高齢の方がやはり多いですが、胃がんや大腸がんの早期発見を目的として、若い方の受診も増えているように思います。
私は男5人、女1人と子供が6人いるので、休日は相手をして一緒に遊ぶことが多いですね。小学校から大学生まで揃っているので何かと大変ですが、学校では必ず定期的に健康診断があるので安心な面もあります。胃腸は自覚症状があまりないこともあるので、大人の皆様には、2年に1回は内視鏡検査を受けていただければと思います。内視鏡検査は苦しいというイメージをお持ちの方も多いでしょうが、麻酔を使って負担を減らすこともできますので、ぜひご来院下さい。
スポーツや事故による顔面外傷や熱傷の治療を主に行っています。
傷跡などについても、お気軽に御相談ください。
充実した体制で自助努力のサポートを
平成15年12月、当院にリハビリテーション室が新設されて以降皆様のリハビリのお手伝いを続けてまいりました。
一般的にリハビリテーションは「つらい」「苦しい」というイメージを持たれがちですが、リハビリテーション室の方針として「できるだけ楽しく、痛みを少なく」という理念を持っており、患者さんの状態を把握しながら無理なく進めていきます。
整形外科だけではなく脳外科や内科からの依頼も多く、他部門との連携を大切に病院全体で患者さんをサポートする環境が整っています。また、在宅リハビリテーションにも力を入れており、入院・手術から在宅での生活まで、切れ間なくリハビリテーションを提供しています。
「リハビリテーションには決まった形はありません。医師の指示とともにご本人の“どう暮らしたいのか”という希望をしっかりお聞きして、プランを作成します。『信頼と優しさをいつでもどこでも誰にでも』をモットーに、地域の皆様に寄り添うリハビリテーションを提供できるよう努力してまいりますので、これからもよろしくお願いします。」
(理学療法士技師長 中村 崇)
糖尿病の治療にも参加しています
現在、2人の理学療法士が「日本糖尿病療養指導士」(CDEJ)の認定を受けています。これは糖尿病の治療において患者さんに適切な指導ができるという証であり、全国に見ても理学療法士のスタッフが認定を受けるケースは少数です。
糖尿病専門医に加えて、各部門にCDEJがおりますので、安心して治療を受けることができます。